2011年
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    みなさま、こんばんは。
    激動の2011年ももうすぐ暮れ行きます。

    USOでもいろいろとあった年でした。

    定期演奏会は節目の第10回を迎えました。
    2000年秋、マエストロ石川のもと十数人のメンバーが集まり
    USOは発足しました。その時私はまだいません。
    2001年春に発会式としての演奏会を開き
    2002年春に第1回定期演奏会。
    年1回の演奏会という細々とした活動も
    めでたく10回目を迎えることができました。
    発足後しばらくは団員がなかなか増えず
    演奏会を開くのが一苦労な時代が続きましたが
    ここ数年、一気に団員も増え
    とても充実した活動をすることができるようになりました。

    そんなことで、かなりの気合いを入れて臨んだ第10回の定演。
    曲もサン=サーンスのオルガン付という
    難易度が高く、編成も大きく、アマチュアでは手の出しづらい曲に挑戦。
    敢えてハードルを上げ、でもホールを満席にして、
    自分たちもお客様も、満足できる演奏会にしようと意気込んでいました。

    そんな中起きた、大震災。
    震災後に自分が打ったメールを読み返してみると
    いろいろ悩んだんだなと、改めて思います。
    指揮者サマ、ソリストの皆さん、コンマス、
    そして団員の無事を確認してほっとしたのもつかの間
    練習できるのかわからない。していいのか迷う。
    演奏会開けるのかわからない。開いていいのか迷う。
    計画停電とか初めてのことに戸惑い
    練習会場にしてるセンターに電話して
    本番のホールに電話して
    とりあえず、はっきりと中止せざるを得ない状況になるまでは
    練習続けようと決めて
    でも、東北の映像を見ては涙しつつ
    複雑な思いを抱えながらの日々でした。

    そして2か月半後迎えた本番はいつも以上に意味深いものとなりました。
    周りのアマオケが、練習会場が使えなくなったり、本番が中止になるなか
    いつも通りの練習ができ、いつも通りの本番が迎えられることに感謝し
    大勢のお客様に見守られながら演奏できることに感謝し
    団員の気持ちがひとつになった、
    心のこもった演奏をすることができたと思います。
    後日演奏会のCDを聴いてスゴイと思ったのが
    オルガン付の1楽章と2楽章の間(2楽章形式で唯一の間)で
    咳払いや物音がほとんどしないこと。
    楽章の合間というのは、少し気が緩むというか
    自分たちも一息つくし、客席もザワザワすることが多いのだけれど
    それだけ、奏者も真剣だったし、客席も集中していたということなのかな。

    その後も震災の影響は続きました。
    10月末に、ベートーヴェン・チクルスの第2回を予定していたのですが
    7月〜9月、工場を持ついくつかの企業が日曜出勤になってしまいました。
    USOには某自動車メーカー勤務の人が多くいるので影響が大きかったです。
    そのため木曜夜にも練習を入れることにしました。
    日曜出勤の人も練習に参加することはできるようになりましたが
    逆に木曜出勤の人は残業などで参加が難しく
    日曜と木曜では顔ぶれの違うメンバーでの練習。
    全員揃うことができたのは10月になってから。
    しかし指揮者サマの予定が合わず10月はほとんど指揮者不在。
    練習の中身としては定演以上に不安を抱えての本番でした。

    今こうして1年を振り返り心に浮かぶのは
    感謝と、仲間っていいなという気持ちです。
    USO内も大変でしたが、それ以上に
    それぞれが、プライベートで、仕事で、家庭で
    苦労の多い年だったと思います。
    悩むことも多い年だったと思います。
    それでも練習に行けば
    みんなの笑顔に会え
    音楽を奏でることができ
    救われることが多くありました。
    かけがえのない大切な仲間がいること
    その仲間たちと音楽を共にする場があること
    感謝してもしきれないくらいです。

    もうすぐ新しい年を迎えますが
    2011年は忘れることのできない年であり
    2011年に感じ、考えたことは
    ずっと忘れないよう心に刻んでおこうと思います。

    みんな、来年もよろしくね

    | まりりん | USO | 23:59 | comments(0) | - | - | - |